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日帰り手術が可能な疾患

日本人の胆石保有率は年々増加しており、現在では日本人成人の10人に1人は胆石を持っているといわれています。その理由としては食生活の欧米化や高齢化、また検査が普及して発見される率が高くなったことなどが考えられます。
執行クリニックでは、胆石症に対する日帰り手術*を行っております。

症例によっては1~3泊の入院を要する場合があります。 内蔵図 ラパコレ.jpg

胆石症とは?

胆石症とは、肝臓で作られた胆汁という消化液の通り道である、胆嚢や胆管に結石ができる病気の総称です。特に胆嚢内に結石 が生じた場合を胆嚢結石症(単に胆石症ということもあります)といいます。胆嚢に結石があっても無症状で経過する方もいますが、多くの方が症状をあらわし ます。胆嚢結石症に特徴的な症状は、食事後、特に油ものを多く食べた後に、みぞおち(心窩部)辺りからやや右寄り(右季肋部)に違和感や痛みを感じます。 また背中や右肩にかけての鈍痛を感じることもあります。また、単に上腹部の違和感や腹部膨満感など、胃や腸の症状と区別が難しい場合もあります。

 

DICCT3

 

 

胆石症の治療は?

胆嚢結石症の治療方法は、手術による治療、結石溶解剤を内服する薬物療法、体外から衝撃波をあてて結石を砕く方法があります。 ここでは胆嚢と胆石を一緒に摘出し確実に胆嚢結石症を根治できる、手術治療について説明します。

<腹腔鏡下胆嚢摘出術について>

手術による治療法は病気の胆嚢を胆石とともに摘出することで、確実に1回の手術で胆石症を根治できる方法です。以前は、腹部を10?15 cm開腹し、胆嚢を直接見ながら(直視下に)摘出する方法でした。しかし近年は腹腔鏡による胆嚢摘出術(腹腔鏡下胆嚢摘出術)が行われています。この方法 は、おなかに開けた小さな穴から中に内視鏡(腹腔鏡)を入れ、おなかの中を二酸化炭素ガスでふくらませて、テレビモニターでおなかの中を見ながら手術を行 ないます。お臍の下のカメラを入れる穴以外に、電気メスなどの手術器具を使うために3ヶ所の小さな穴を開けて、普通の手術と同じように安全に胆嚢を切除し ます。手術前の検査でこの方法が可能と診断された場合でも、高度な胆嚢の癒着や出血などの理由で、腹腔鏡下での手術が不可能となり開腹による普通の手術に 切り替わる可能性もあります。

 

◎執行クリニックでは、胆石症(胆嚢結石症)および胆嚢ポリープに対して、短期滞在による腹腔鏡手術に取り組んでいます。

 

胆石症外来・入院・手術の流れ

毎週水・金曜日(午前9時~10時)に胆石症外来を開設しています。外来にて診察後に手術の必要性がある場合は、手術前検査を行います。 受診の予約・お問い合わせは 03-3235-9939 へお願いします。

 

  1. 初診
    大学病院等で各種検査(CT検査など)が済んでおり、結果をお持ちの方はご持参ください。
    問診票記入、診察後に腹部超音波検査・CT検査を行います。手術を予約する方は、血液検査、心電図検査、レントゲン検査を行います。すべての検査が終了した後、担当医が治療方針の説明を行います。

     

  2. 2回目の受診
    DIC-CT検査を行います。DIC-CT検査とは、点滴で胆汁中に排泄されるヨード造影剤の点滴を行った後、CTを撮影し胆嚢や胆管を詳しく調べる検査です。

     

  3. 3回目の受診
    手術の説明を受けた後、入院日・手術日を予約します。執行クリニックでは、日帰りから最長3泊までの入院で対応いたします。場合によっては、追加の検査(胃カメラなど)を受けていただく場合もあります。

     

  4. 入院・手術
    手術当日の午前中に入院していただきます。手術前処置(臍処置、除毛など)を行い、午後から手術開始となります。(手術時間は約60~90分です)

     

  5. 退院
    手術当日の退院、もしくは翌日の退院となります。(最長術後3泊まで対応)

     

  6. 術後診察
    手術後1週間後、2週間後に来院していただき、手術部位のチェックや血液検査を行います。
    その後の受診については患者様と相談の上、決めさせていただきます。

 

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニア 鼠径ヘルニアとは、本来お腹を包んでいる腹膜が鼠径(そけい)部と云われる両方の下腹部の鼠径管内へ多くの原因で袋に成って飛び出します。 袋の中にお腹の中に有るべき、腸管などが飛び出す事により塊と成って皮膚の下へ出てくる病気です。 「ヘルニア」とは何かが飛び出してくる事を表現しています。

鼠径ヘルニアは乳幼児から高齢者まで幅広く起こりうる病気です。 乳幼児の場合は先天的な要因がほとんどですが、成人の場合は運動不足も含め身体の組織が弱くなることが要因です。 中年以上の男性に多く見られ、立ち仕事をしている人や便秘症・肥満気味の人が多いようです。

鼠径ヘルニアは手術でしか治すことができません。ただし、手術を受ければ短期間で楽に治療できる病気です。

鼠径ヘルニアの症状

鼠径ヘルニアのヘルニア状態と嵌頓状態鼠径ヘルニアの症状には、「ヘルニア状態」と「嵌頓(かんとん)状態」があります。

「ヘルニア」は、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。 立った時やお腹に力を入れたときに、太股の付け根に柔らかいふくらみが出ます。このふくらみは左右どちらにも出ます。寝たり、手で押さえると引っ込みます。この症状が出始める頃には痛みと、違和感が生じます。

ヘルニア部分が、筋肉でしめつけられ戻らなくなった状態になってしまう状態を嵌頓(かんとん)状態といいます。 鼠径ヘルニアを放置していると、この嵌頓ヘルニアになってしまう危険性があります。 腸が嵌頓を起こすと、腸の中を食べ物が流れていかなくなってしまい腸閉塞を起こします。 また、しめつけられた腸に血液が流れなくなり、腸の組織が死んでしまい(壊死)、命に関わる場合もあります。

嵌頓は、いつ起こるのか予想できません。 嵌頓が起きた場合には緊急手術が必要になります。腸の壊死があった場合には腸を切除しなくてはならないこともあり、長期の入院治療が必要になります。 普段の数倍の大きさになり戻らないときにはすぐに救急病院を受診してください。

鼠径ヘルニアの原因

鼠径ヘルニアが起きるメカニズムは、例えていえばタイヤのゴムが弱くなり、その部分から中のチューブが飛び出すようなものです。タイヤのゴムが筋膜で、チューブがお腹の中の臓器を含んだ腹膜です。本来ならお腹の中にあるはずの色々な臓器(主に小腸)が、そけい部(股の付け根)の筋肉を覆っている膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。幼小児から高齢者まで全世代に起きる良性の病気です。主には中高年以降の男性に圧倒的に多い病気です。今日の日本では子どもが少なくなり、お年寄りが増加傾向にあるので、大人の脱腸が増加傾向にあります。

鼠径ヘルニアの治療方法

鼠径ヘルニアは自然には治りません(ただし幼児期は学童期まで待った方が得策)。ただし、手術を受ければ治ります。

従来の手術方法

従来から行われてきた鼠径ヘルニアの手術方法は、飛び出してくる穴を、周囲の筋肉を寄せて塞ぎます。 むりやり筋肉を寄せるため、術後安静が必要ですし、痛みを伴います。必ず入院が必要となります。

Tension-free法 & 腹腔鏡下根治術

ポリプロピレンのプラグとシート ポリプロピレン性のシートやPlugを病状により的確に選択して最も再発が少なく、患者さんの負担の少ない素材を選択します。
従来法は無理に筋肉を引き寄せる結果、術後の疼痛が強く成ります。
Tension-free法は手術時間も短く、再発率が大きく減少し、早期の社会復帰が可能な術式です。

 

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